家づくりにかかる諸経費について
家を建てるときには、色々な費用がかかります。ここでは、それぞれの費用についてわかりやすく説明しますね。
1. 銀行に支払う経費
住宅ローンを借りるときには、銀行にいくつかの費用を支払う必要があります。選ぶローンによって、かかる費用が違ってきます。
- 固定金利選択型ローンの場合
- 印紙代
- 事務手数料
- 保証料
- フラット35の場合
- 融資手数料
- 印紙代
- 団体信用生命保険料
- つなぎ融資手数料
- つなぎ融資金利
同じローンでも、銀行や借りる人によって費用が違うので、注意が必要です。
2. 火災保険・地震保険
家を守るために火災保険や地震保険にも入る必要があります。以下にポイントをまとめました。
- 火災保険
- 建物だけ保険に入るか、家具や家電も含めるかを選べます。全部含めると保険料は高くなります。
- 自然災害(特に水害)もカバーするかどうかで費用が変わります。
- 建物の構造(耐火構造かどうか)によっても保険料が変わります。
例: 2000万円の建物の場合、耐火なら10年で約15万円、非耐火なら10年で約35万円。
- 地震保険
- どの保険会社で加入しても条件は同じです。
- 火災保険に入っていないと、地震保険だけでは加入できません。
- 保険料は建物の構造(耐火か非耐火か)によって変わります。
- 保険金は建物価格の最大半分までしか支払われません。
3. 登記費用
家を建てるときには、いくつかの登記をする必要があります。主な登記には以下のものがあります。
- 所有権移転登記: 土地を購入した時に名義を移すための登記。
- 建物表示登記: 新築時に構造や面積を示すための登記。
- 建物保存登記: 新築した家が自分の持ち物であることを示すための登記。
- 抵当権設定登記: 融資した銀行が土地や家を担保に入れたことを示すための登記。
- 建物滅失登記: 古い家を取り壊したことを証明するための登記。
- 土地地目変更登記: 農地や雑種地を宅地に変更するための登記。
これらの費用をしっかり把握して、全体の予算から差し引くことで、土地や家にかけられる予算が明確になります。これで、安心して土地探しや家づくりを進められますね。










